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脳卒中センターをご活用ください

脳卒中センター長 清水 昭

脳卒中センター長 清水 昭

当院では、これら脳卒中患者さんに対応するためH19年10月1日より脳卒中センターを開設致しました。 脳卒中ケアユニット6床を兼ね備えており、その他一般床11床、個室2床 計19床で構成された脳卒中病棟が治療の中心です。 病棟内に理学療法室、作業療法室がありリハビリテーションも超急性期から積極的に行うことが可能となっております。

脳梗塞に新薬tPA

脳梗塞は2004年の厚生労働省人口動態調査によると年間死者が約7万9千人、患者は約100万人以上に上る怖い病気です。脳内出血、くも膜下出血とともに脳卒中と呼ばれ、がん、心臓病と並び日本人の三大死因の一つとされています。これまで根本的な治療がありませんでしたが、H17年10月、血栓を溶かす新薬「tPA(組織性プラスミノーゲン活性化因子)」が保険適用され、脳梗塞治療は守りの治療しか出来なかった時代から攻めの治療のできる新しい時代に入ってきました。ただ、副作用も少なくないだけに、使い方に十分な注意が必要です。

tPAの副作用

発症3時間以内にtPAで治療すると社会復帰できる患者が26%から1・5倍の39%に増加することが報告されています。ところが発症から3時間以上たった後にこの薬を使うと、脳出血の恐れが高まり、効果が乏しくなるばかりか症状が悪化する危険性も出てきます。日本脳卒中学会も「血栓溶解薬tPAはもろ刃の剣」と指摘した上で、治療の対象は▽症状出現後(もしくは最後に元気な状態が確認された時間)3時間以内▽CT(コンピューター断層撮影)検査で、早期梗塞所見が乏しいこと――などの場合に限定しています。また、脳出血の危険性があることから、日本脳卒中学会は、この治療を行う施設として▽CTまたはMRI(磁気共鳴画像)による検査が24時間可能▽この治療を熟知した医師が勤務▽脳卒中ケアユニットを備えていること――などの条件を挙げています。

脳卒中センター

スタッフ

スタッフ

脳神経外科医 4名 (日本脳卒中学会専門医3名) 神経内科医 4名 (日本脳卒中学会専門医2名) 理学療法士 12名 作業療法士 6名 言語療法士 4名 メディカルソーシャルワーカー 3名 看護師 19名 (7:1看護 SCUは3:1看護)