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リハビリテーション科

臨床

岩本 康之介
部長 岩本 康之介
(神経内科)

リハビリテーション科は脳血管疾患等Ⅰ、運動器Ⅰ、呼吸器Ⅰの施設基準をもつ総合承認施設です。対象疾患の割合は脳卒中が6割と最も多く、ついで大腿骨頚部骨折をはじめとする整形外科疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患、COPDなどの呼吸器疾患と続いています。

当院では発症または受傷後間もない方々に対して、できるだけ早期にリハビリテーションを開始し、不要な安静による機能低下を予防しています。また、身体的な運動療法、身の回り動作の練習、神経心理学的な評価、嚥下やコミュニケーション能力の評価・練習を行いながら、基本的な生活活動の能力向上を図っています。
脳卒中ケアユニットに入院中の方、また一般床に入院中で運動や練習の必要性が高い方々には365日リハビリテーションを提供しています。
リハビリテーションの実施期間は平均1ヶ月で、リハ専門病院などへ転院される方、および自宅退院される方が各々4割を占めています。

理学療法

院内風景医師の指示のもと、すみやかにお体の状態にあわせて理学療法士が介入いたします。患者さんの「早く良くなりたい」という要望に沿えるように日常生活動作の練習を始めます。ベッドから起き上がる、座る、立ち上がる、歩くと言った基本動作を担当の理学療法士とともに練習を重ねていきます。身体機能、体力の向上にあわせて、実践的な屋外歩行練習も行っています。
また必要に応じて、ご家族に身体介助の方法をご指導することや家屋改修のアドバイスを行っております。

理学療法士

20名在籍

作業療法

院内風景作業療法では食事や排泄など基本的な日常生活動作の獲得を目指し、動作指導や練習を行います。また、動作のもととなる体力やバランス、上肢機能などの機能的な練習も同時に行います。
整形外科疾患や神経疾患の患者さんに対しても、経過や身体機能に合わせて関節可動域運動や筋力の練習、指先の操作の練習などを行います。

作業療法士

10名在籍

言語聴覚療法

院内風景言語聴覚療法では、「ことば」の練習を行います。言語、発声・発音、読み書き、認知等の「ことば」によるコミュニケーションに関わる機能の練習を行います。コミュニケーションに問題がある方への練習を行い、自分らしい生活を構築できるよう支援していきます。
また、嚥下障害に対して、飲み込み、食べる機能の練習も行います。

言語聴覚士

6名在籍

教育

リハビリテーション科では新人教育としてクリニカル・クラークシップの考え方を取り入れ、指導者がマンツーマンで卒後教育を行っています。対象者の方々へのサービスの質の向上にはスタッフ1人1人の能力向上が不可欠と考え、臨床業務とともに教育にも力を注いでいます。

新人教育プログラムの概要

1年目
 入職後、指導者がつき、臨床実践能力を高めていく。
 4月 オリエンテーション(総論)。
     クリニカル・クラークシップに基づいた指導を開始。
 5月 免許取得後、徐々に患者担当。
     以降、実践能力に応じて担当患者増加。定期的な勉強会実施。
 10月 脳卒中ケアユニット(SCU)のリハ研修。
2~3年目
 SCU患者担当開始。
 臨床での疑問や工夫したアプローチ等について、指導者とともに考察を深め、地方学会・共済医学会につなげる。
3~5年目
 日常臨床業務から研究テーマを設定する。スケジュールを立て、指導者のもとで研究を進める。後輩指導・評価実習生・臨床実習生を担当する。

研究

治療技術の質を向上するには、先行研究を調べたり、他者と議論することが必要です。また、自分の臨床を明文化し、対外的に公表し批評を受け、修正したものを臨床に応用するというプロセスも重要です。
リハビリテーション科では部署内での勉強会でお互いに議論する機会を設けています。また、学会・研修会への参加を推奨するとともに、各種学会での発表を行っています。

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